初詣
1月1日の未明に今年も近くに神社に『初詣』に行きました。日本人の宗教は基本的
には仏教なのでしょうが、初詣、七五三、お七夜などは神社に行くのが恒例のようです。
私は3年近く英会話学校に通っておりますが、カナダ人の講師から宗教のことを尋ねられ
日本語でも難しい内容をつたない語学力で説明するのに難儀しています。
農業国であった日本では古来神社との結び付きは強く、田植えの時期、夏祭り、秋の収穫
は神様への祈りそのものでした。戦後、高度成長期を迎え、農業から工業へ、工業から
サービス業へと仕事の内容が変わるたびに神事との関わりが益々薄くなっていきました。
私の初詣はその年の最初で最後の『詣で』になりそうですし、あれこれと賽銭以上の
お願いをしても、願いが叶う可能性は極めて低いと考えざるを得ません。
新しい年を迎え、株価も上がり円安に振れデフレ改善に若干の光が見えるようにも感じ
ますが、仕事に関しては神頼みから自分頼りにするしかなさそうです。
(S.T記)