少し前のことですが…
もう二か月も前になりますが、シンガポールで行われた九州フェアに参加してきました。シンガポールは日本食ブームで、たこ焼きやラーメンなども人気ですが、味噌汁や沢庵などの純和食商品にも注目が集まっています。
今回はフェアの販売という仕事で行きましたが、文化や食事など向こうの空気に触れられたことは私にとってとても大きな収穫となりました。その中でも特に衝撃を受けたのは「言葉」でした。
シンガポールは民族がら主に中国語を話される方が多いのですが、英語も話されます。特に若い世代の人がよく使うとのこと。現地の若い販売員さんたちと仲良くなって話していると、私なんかよりよっぽど上手い英語を使うので、どこかで習うの?と聞くと「学校で習っただけよ?」と言われました。私も中学から大学まで授業で同じように習ってきたはずなのに未だ、彼女たちのように流暢には話せません。文化や民族性の違いというのもあるのでしょうが、私自身が勉強不足だと実感しました。
シンガポールに居る間、販売員さんたちはとても良くしてくれて、食事を作ってきてくれたり、体調の悪いときには漢方薬をくれたりと、とてもお世話になりました。その度にもう一言、感謝の言葉でも添えられなかったものかと反省しています…。
日本に帰る飛行機の中で、次にここに来るときには必ず英語をマスターしていようと心に決めました。
そういえば私が大学院を卒業するとき、担当教授が “You can always become better” という言葉を送ってくれていました。「あなたはいつでも最高になることができる」という意味だそうで、新しいことはいつから始めても遅いということはなく、努力を以てすれば最高のものを得られるということなのだそうです。
私は今週で東京での一年の転勤を終え、宮崎本社に戻ります。東京でも沢山の方々にお世話になり、沢山のことを学ばせていただきました。本社に戻ってからはこれを生かして新しいこと・アイデア等、多くの面で生かしていくつもりです。
英語の勉強も、新しい環境での仕事も、”I can always become better” の気持ちを持ってこれから臨むつもりです!!
(Y.F 著)