日本人と花見
先週末に神奈川県松田町に『河津さくら』を家内と見に行きました。一部は葉サクラ状態で、１週間早ければ満開だったのではないでしょうか？今年は厳冬の影響で昨年
より大分開花が遅れ、満開のピークに合わせるのが難しい年でした。
サクラは今ではアメリカのハドソン川沿いも有名ですが、そもそもは1912年に日本人がニューヨーク市に2000本の桜を寄贈したのが始まりです。しかし、アメリカの桜はあくまでもcherry blossomであり、決して日本人の感じる『さくら』ではないのではと
思います。我々が見る桜は｢ソメイヨシノ｣、｢河津さくら｣｢しだれざくら｣等、色合いや
咲き方、咲く時期も異なります。それぞれの微妙な違いを感じ、それを楽しむことができるのは、やはり日本人の繊細な感覚があってこそではないでしょうか？アメリカン
チェリーとさんらんぼの違いを見れば分りやすいと思います。
今、TTPが話題になっていますが、道本食品は繊細な感覚を持つお客様にご満足頂ける商品作りに努めております。これから行楽シーズンが始まります。お弁当と言えばやはりおにぎりです。おにぎりと言えばやはり歯切れの良い『たくあん』ですネ！
今後とも道本の干したくあんをご愛顧頂きます様お願い致します。
(S.T記)
