満足感と達成感
休日の過ごし方には行楽、映画、スポーツ(観戦含む)、演劇全般、読書、TV等いろいろ
ありますが、それぞれどれが良くてどれが悪いとは思いません。
共通することは何らかの感動・満足感・爽快感が得られ、休日明けのエネルギーになる
ことではないでしょうか?
昨今、SNSのゲームに関する問題が取り沙汰されていますが、携帯のゲームに限らず
ゲームに夢中になる理由はやはり「達成感」なのでしょうか?同じ時間を過ごす行楽や
TV・映画鑑賞と異なることは、後者は経験・感動が蓄積されることに対して前者は一過性
で大変刹那的な感じが否めません。日本はこのゲーム市場における先進国であり、今後も
日本が世界に打ってでる一つの大きな市場である事に間違いはありません。
達成感は大人・子供に限らずモチベーションの維持からも大切なことです。問題はこれを
得るためにはコスト(お金)を掛けるのではなく、創意工夫が必要だということです。
昔の遊びの代表であったベーゴマ、メンコも如何に強くするか子供ながらに研究したもの
です。勿論、私はゲームを否定するものではなく子供の遊びが変化したと考えています。
ただ、ゲームを全くしない子供もどうかと思う一方で、いい大人が電車内でゲームをする
姿もチョット情けない感じはします。
要は食事と同じでバランス良くいろいろな物を食べる事が健康に繋がるように、休日の
過ごし方もゲームにのめり込むことなくバランス良く色々な経験をする事が精神の健康に
繋がるのかもしれません。ただし、大人にゲームという栄養が必要とは思いませんが。
(S.T記)