干し大根やぐらレポートその②~干し大根を子守せよ
冬型の気圧配置が強まった29日未明、ここ宮崎県田野町でも風が止まり、気温が氷点下
になりました。
午前3時、干し大根の子守の始まりです。
各生産者の自宅には気温が氷点下になるとブザーがなる装置が取り付けられていて、
ブザーが鳴れば何時であろうと大根やぐらへ駆けつけます。
大根やぐらを覆う巨大なシートをやぐらにかけ、中でストーブを焚いて大根が凍らない
ようにやぐらをあたためます。
これが大根の子守です。
日向漬の原料となる干し大根はこのような苦労をして大切につくられています。
美味しい日向漬としてみなさんのところへ届けられるように一本一本大事にし、つくって
行きたいと改めて思いました。