温暖化・寒冷化
今年の冬は北海道・北日本の日本海側に大雪をもたらし、太平洋側でも低温の日々が続いております。これは一見温暖化と逆行するように見えますが、温暖化により日本海の海水温が上昇し水分を多く含んだ雲が日本海上空に発生。これに大陸から冷たい風が吹き込み大雪をもたらしているようです。
先週宮崎に出張にしましたが、この寒気の影響からか田野町(弊社所在地・干し大根最大産地)にも冷たい北西の風が吹き、干し大根にとっては最大の恵みになります。先人が厳しい環境を上手に利用する術を会得できたのも生活の知恵と言えるでしょう。
今年は現在のところ順調に原料の干し大根は入荷しています。今後も大根にとって良い天候が続くことを祈るばかりです。
気候温暖化は干し大根にとっても良くありません。寒冷化も困りますが温暖化の慣例化はもっと困ります。
今冬収穫された干し大根を使った新物干したくあんの出荷が始まっております。3月上旬までの期間限定商品です。
ご賞味いただければと思います。
<S・T記>